2016 January
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今年はいよいよ50歳の大台、ますます健康に気をつけて穏やかに過ごしたいも の。年始から別荘でせっせと常備菜作りに精を出す。下ごしらえさえ出 来てい れば忙しい時もきちんとしたものを頂く事が出来る。キッチンも「整理と準 備」・・・何だか人生に似ている?色とりどりのお野菜がキッチン いっぱい に・・・見ているだけでビタミンをチャージできそう。 |
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主人のゼミノ卒業生のH君が福岡の現場から帰任。「箱入り娘」という可愛らし いネーミングの大吟醸をお土産に頂く。JALのファーストクラスで サービス されているお酒とか。日本酒はあまり頂けなかった私も、まろやかな甘さと澄ん だコクにすっかり日本酒党?とても美味しい・・・。 |
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日本に居ると本当にお魚が美味しくその種類も本当に豊か。さまざまに表情のあ る焼き物の大皿に盛り付けると何だか絵画のよう。いつも江戸生まれの 洋画 家、高橋由一の「鮭」を思い出す。西洋の模倣ではない「日本人の洋画」と評さ れたこの作品も、豊かな海の恵である豪勢な鮭があったからこ そ・・・。 |
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ここの所少しだけ日本酒を頂くようになり、楽しみが増えた感じで嬉しい。昨 年、出雲大社に行った時に頂いた「隠岐誉」。通の方はこんな事はしない のか も知れないけれど、私は気分で上等のお煎餅をおつまみに。博古堂の鎌倉彫のお 盆と祖母の義姉が焼いた陶器の枡、母の残してくれたものを少しず つ使い始める。 |
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和食と日本酒が続くと、やっぱりプロセッコやワインが恋しくなる・・・。久し ぶりにチーズやピクルスをお供にプロセッコを頂く。昨年末に頂いて以 来凝っ ている「じゃがいものピクルス」。大根も和の食材だけれど紫キャベツと一緒に 漬け込むと素敵な色のピクルスに。ヨーロッパからのチェダー チーズとのカ ラーコンビネーションも美しい。大好きな河上恭一郎先生のお皿に盛り付ける。 |
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ご近所の方から素晴らしい牡蠣を頂く。牡蠣好きの我が家はパリから牡蠣専用の ナイフを買って来た。海の滋養を丸ごと味わうような牡蠣、レモンを絞 るのす らもったいない。牡蠣はフランス人が素材に手を加えることなく「生をそのまま 食べる」数少ない食材の一つ。サンジェルマンの我が家の近くに 冬の間だけ出 る牡蠣のスタンドを思い出す。 |
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出来る限り外食をしたくない私は常備菜を作ったり、下ごしらえにかける時間を とても大切にしている。複数の打ち合わせが続き疲れて帰宅してもきち んとし た物が頂きたい。冬野菜の代表とも言える白菜と大根はいろいろなお料理に使え るので正に常備野菜。白菜も大根もアブラナ科のお野菜でデトッ クス効果も高 い!なるべく生で頂きたいので白菜ならお漬物、大根なら大根おろし。サラダや ポタージュなどの洋風のレシピにも意外に合う。 |